職人のこだわりタイトル
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(1) 畳表(たたみおもて)のいぐさの並びが畳面全体で真っ直ぐになるようにこだわっています。(い筋を通すという言い方をしています)真っ直ぐでなく、曲がったところがあるとそこから畳表はすり切れてしまうからです。
(2) かまちの部分は、畳全体よりも少しだけ薄くつくる。畳で最もすり切れやすいところはかまちです。ここの高さを低く(薄く)することですれる頻度を減らすことができ、畳を長持ちさせることにつながるからです。
(3) 出合いがまちの段差をなくす。畳を部屋に引くと必ず「出合いかまち」(かまち同士が向かい合うところ)ができます。段差があると高い方がすぐにすり切れてしまいます。
(4) 畳縁やかまちは、敷居板より低くする(1mm程度)これもやはり痛み防止のためです。


(1) 畳床にかけている手間
●畳床のムラ(デコボコ)を直しているかどうか。
(デコボコがあると畳表がいたみます)

●ヘリの部分のムラ(朽ちムラ)をなくすために、ノキの落ち込みを防ぐために古ござを付けているかどうか。(畳の品位が落ちますし、畳表がいたみます)
古ござを当てている写真
(2) まち針が写っている写真ゴザ張りにかけている手間
●畳表(ゴザ)を張るときに、待ち針(かまち部を縫い合わせる時のかりとめばり)を使ってイ筋がまっすぐなるようにしているかどうか。
・機械縫いの場合で、待ち針を使わずに縫っている場合は、イ筋の通りなど全く気にしていない畳屋さんと判断しても良いと思います。
・イ筋がまっすぐじゃないと、出合いかまち部のスレの原因、目割れやフクレの原因になり畳表のいたみやすく見た目も悪い。
(3) かまち部は、畳表が床面と同じ高さとなっているかどうか。
畳表が畳床の裏面まで巻き込むようになっている場合は良くない。なぜならかまち部が他の部位より厚くなり傷みやすくなるのと、 裏面部のゴザが腐りやすくなり、裏返しのときに使うことができなくなる。
(4) 畳表の切り落したあと、経糸を再び結び止めているかどうか。
・再び結び止めていないとゴザが緩みやすくなる。
・敷き込みにかけている手間


●上記は畳の寿命を延ばすために、畳職人なら最低限気を配ることです。